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子供の習い事に過度な期待は禁物!分かっていてもついつい期待しちゃう親の心構えとは?

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小学生や中学生になると習い事をする子供が増えます。

目次

子供の習い事にどこまで期待する?

今の子供たちは習い事が色々あって、恵まれた環境だなぁと感じます。

そういうこともあってか、小学生の80%以上が何らかの習い事をしているそうです。

もはや「習い事をしているのが当たり前」といった感じなのかもしれません。

特に小学校や中学校の入学時に「我が子にも何か習い事をさせたい」と思う親御さんが多いようです。

 

我が家の息子も小学生のときには、沢山習い事をしました。

中学生になった今振り返ってみると、特にずば抜けて出来るようになったことはありません。

しかし、それぞれの習い事でいい経験をしたとは思います。

 

習い事を始めた頃は、我が家では「全力で取り組む!」という期待をしていました。

バカな親だと思うかもしれませんが、一生懸命頑張れば、その道のプロも夢ではないと考えていました!

それが大きな間違いだったことに気づいたのは、しばらくたってからの事です。

習い事は親の心構え次第で子供の将来の糧にも、親子お互いのストレスにも成り得るということが痛いほど分かった体験をしました。

 

 

子供の「友達と一緒にやりたい!」は「友達と遊びたい!」かも

友達と一緒にスイミングを習いたいと子供が言い出しました。

息子の初めての習い事は小学1年生の時、本人がやりたいと言ったスイミングでした。

学校のお友達が習っているので一緒に通いたいという理由です。

息子が初めて自分からやりたいと言ったことでした。

「絶対本気でやるはずだ!」と疑いもしなかったんです。

やる気さえあれば「オリンピックだって夢ではない!」と本気で考えていました。

しかし・・・。

やる気があったのは最初だけ。

あとはお友達と遊ぶためにスイミングに通っていたんです。

期待をしていただけに、どうしてきちんとやらないのか叱ったこともありました。

でも、今思えば息子としても怒られる意味が分からなかったでしょう。

友達がやっているからやりたいと言ったのに、まじめにやらないからと怒られるのですから。

【子供の「興味があるからやりたい!」は一過性のものかも】

お友達は関係なく子供自身で興味があると言った場合、更なる期待を抱きがちです。

小学生のうちから関心を持って取り組めば、それこそプロの道も開けると思ってしまいます。

 

しかし、子供が小学生であることを忘れてはいけません!

大人でもやってみなければ、向き不向きは分からないこともありますよね。

本当に関心があって始めたことでも、実際やってみて思っていたのとは違ったということがあります。

 

そんな時に

  • 「自分がやりたくて始めたのだろう」
  • 「高いお金を払っているのに」

など言ってしまっていませんか?

これではやる気はさらにダウンしてしまいます。

 

 

子供の習い事のモチベーションを下げない親の心構え

息子の習い事の経験から、私が学んだ親の心構えとは過度の期待をしないということです。

目標は低く設定しておきます。

低い目標でも達成したら習い事の成果として子供を認めてあげることが大切だと感じました。

小さい成果でも達成すれば習い事を辞めても良いと言う気持ちで臨むことが重要です。

 

例えば、息子は習字を習いたいと言って始めたことがあります。

習字を習うときのゴール地点として「美しい字が書けるようになる事」を親は求めがちです。

しかし、

「美しい字が書ける!」

と言うのは漠然とし過ぎていて子供にはゴール地点が見えなくなってしまいます。

 

「姿勢を正す」とか、「自分の名前が筆で書ける」など小さいゴールを設定しておきます。

一つでも出来ることが増えれば、それによって、成果が目に見えて分かるようになりますね!

息子の場合、小さいゴールを達成することで達成感を味わうことができ、モチベーションがUPしました。

親の私は習い事の小さい成果を確認することでその都度

「まあ辞めても良いかな」

という気持ちになることができました。

 

小学生からの習い事が一生の仕事になる人なんてほんの一握りです。

子供の「やりたい!」を軽くとらえましょう。

小さいゴールを達成するたびに続けるのか、終わりにするのかを見直すことがお互いストレスを溜めないコツですよ!

【執筆】この記事はCHIETANさんによる投稿です

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