海遊館の見所と注意点
海遊館は大阪にある世界最大級の水族館で、ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽でも有名です。
館内はまずエスカレーターで上階へ上がり、中央を縦に貫く巨大水槽を見ながら、螺旋状に階下へと下りていく構造になっています。
巨大水槽は海遊館一の見所という事もあり、ジンベエザメが間近にまで寄ってくると子供達は水槽に張り付いて悠然と泳ぐ姿に見入っていました。
巨大水槽以外にも様々な生き物が生息している海域ごとに展示されているので、珍しい魚や生物もいっぱい見れます。
一方で巨大水槽に関しては、裏を返せば上から下まで同じ水槽を眺めながら下りてくるため変化が乏しいとも言えます。
実際中間地点あたりまで下りてくると、長男は「飽きた・・」と言っていました。
水棲生物に興味のあるお子さんや大人にとっては、苦ではないかもしれません。
でも「1日中海遊館で遊ぼう」と計画している親御さんにとっては、蓋を開けてみればそれほど滞在時間は長くはないという結果になるかもしれません。
特にお子さんが「帰りたいモード」に突入してしまうと、あっという間の終了となりかねません。
料金は
- 大人(高校生・16歳以上):2,300円
- 子供(小・中学生):1,200円
- 幼児(4歳以上)600円
- シニア(60歳以上):2,000円
と安い値段ではありませんので、子供の機嫌を伺いながらなるべく長く楽しめるようにしたいところです。
それともう一点注意が必要なのは、館内がかなり寒いことです。
ペンギンコーナーあたりまで来ると、グッと温度が下がる印象です。
屋外が暑くても何か羽織るものを一枚用意される事をお勧めします。
子供に興味をもってもらう為の取り込くみが随所に
子供に興味を持ってもらう為の取り組みの1つとして、たんけんノートとすたんぷノートがあります。
たんけんノートは生き物を観察しながらクイズに挑戦していくもので、小学生以上が推奨されています。
当家は次男が幼稚園なので館内にあるスタンプを見つけ、ノートに押していくすたんぷノートを購入する事にしました。
たんけんノートもすたんぷノートも共に310円という値段です。
高いかどうかは微妙ですが、子供達は二人ともスタンプを探すのに夢中になっていました。
また順路の終盤には、広く浅い水槽の中を泳ぐサメやエイに直接触る事のできる、「触れ合い体験水槽」があります。
水槽を外から眺める事に飽き始めていた長男も、歓声を上げながらおっかなびっくりエイの背中に触れていました。
泳いでいる魚を見る、という行為だけに留まらない体験が用意されていたのは非常にありがたかったです。
子供が帰りたいとグズりだしたら、この体験があることを教えてあげてテンションをあげてみましょう。
海遊館の混雑は半端ない
海遊館を訪問したのは5月の土曜日。
GWを外れていた事もあり、それほど混んではいないだろうとタカを括っていたのです。
それでも午前11時頃には、チケット売り場には列ができていました。
どうやら海外からのツアー客が午前中から訪問するケースが多いらしいのです。
入館までに30分以上かかりました。
時間に余裕があるのであれば、午後からの方が入館はしやすいかもしれません。
割引などはありませんが、WEBでの事前チケット購入も可能です。
土日祝にお出かけする予定なのであれば、チケット購入の列に並ばなくて済むWEBチケットの購入をお勧めします。
また、海遊館はインフォメーションでスタンプを押してもらえば、再入館が可能です。
海遊館のすぐ傍には食事や買い物などが楽しめる「天保山マーケットプレース」がありますので、混雑状況やお子さんの疲労具合と相談しながら利用されてはいかがかと思います。