e-Taxで確定申告するためのパソコン環境が整ったら、いよいよ申告書作成のスタートです。
ここでは、
- 電子証明書取得
- 開始届出書の提出
- 利用者識別番号などの取得
について紹介します。
1,電子証明書取得
e-Taxで確定申告するには、電子証明書とそれを読み込むICカードリーダライタが必要となります。
私が今回利用したのは、電子証明書はマイナンバーカードです。
マイナンバーカードの申請&発行については、こちらのページで詳しく書いていますのでご確認下さい。
マイナンバーカードの発行はネットで申し込めて、役所での発行手続きも簡単でした。
申し込みから発行まで約1ヶ月位かかります。
特に確定申告前などは混み合うことも予想されるので、余裕を持ったスケジュールで発行手続きをしておきましょう。
申し込みから発行まで約1ヶ月間くらいということですが、私は12月15日に申し込みをして1月19日にカードを発行しました。
ICカードリードライタでオススメは?
マイナンバーカードの情報を読み取るのに、ICカードリードライタが必要となります。
私は9年くらい前に購入したSONY「PaSoRi RC-S330」を利用したのですが、思わぬ落とし穴が。
>>SONY RC-S330がマイナンバーカードを読み込まない時の解決方法
ICカードリーダライタを持っていない方は、アマゾン・楽天市場などのネット通販でも家電量販店等でも3,000円程度で購入することができます。
マイナンバーカードに対応したICカードリードライタ一覧は、先ほどの公的個人認証サービスポータルサイトで紹介されています。
値段が安くて安定した動作でオススメなのが、コチラです。
- サンワサプライ 接触型ICカードリーダライタ [ADR-MNICUBK]
- NTTコミュニケーションズ 接触型 USBタイプ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom
- ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
機能に大差はないので、一番安く買える機種で良いと思います。
準備が整ったら、次はいよいよ開始届出書の提出です。
2,開始届出書の提出
e-Taxを初めて利用する場合は開始届書の提出が必要となります。
開始届出書の提出をする前に、下記の2つの作業が必要となります。
- ルート証明書・中間証明書のダウンロード及びインストール
- 信頼済みサイト及びポップアップブロックの許可サイトへの登録
詳しい手順はコチラに書かれています。
>>e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】
手順③と手順④に詳しく書かれています。
説明通りに進めれば難しくありませんから、設定されていない場合は準備を進めましょう。
準備が整えば開始届出書の提出です。
オンラインで開始届出書を提出すれば、利用者識別番号も併せて取得することができます。
一度設定すれば、その後は手続ごとに改めて開始届出書を提出する必要はありません。
面倒だけど、一気に片付けてしまいましょう。
3,開始届出作成コーナーでの手続き画像】
【氏名等の入力】
【暗証番号の入力】
設定する暗証番号は下記になります。
- 暗証番号等の入力
- 納税用確認番号等どの入力
自分で設定するので、忘れないようにメモをしておきましょう。
また、続けて確定申告の手続きをするならば、一時的にメモ帳などのテキストファイルで保存しておくと便利です。
確定申告の最後で暗証番号を入力するので、コピペすれば間違えないし楽ちんです。
【入力内容の確認】
入力内容を確認して間違いがなければ、送信すれば最終画面に到達です。
【利用者番号の通知】
ここでの利用者識別番号と暗証番号は、確定申告時に入力が求められるのでメモを残すかプリントアウトしておきましょう。
先にも書きましたが、メモ帳などにテキストで残しておけばコピペで入力できて便利です。
そのまま画面の案内に従っていけば、確定申告の申告書作成画面になります。
この画面が出れば準備が完了し、いよいよ申告書の作成です。