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法人名義のマイカーローン:銀行融資までの流れはこちら

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今回初めて法人として、銀行に融資を申し込みました。

全体の流れはコチラのページ(自動車の買い替え(マイカーローン法人契約)してきました)で書いています。

このページでは、融資までの流れを書いていきます。

融資までの流れはこんな感じでした。

目次

銀行融資を受けるまでの経緯

【1】10月19日:税理士さんと打ち合わせ

打ち合わせでは、借入れ時期や希望借入額を確認されました。

【借入れ時期】

  • 打ち合わせしたのが10月中旬でしたが、決算も近くなってきていたのですぐにでも借りたい

【借入希望額】

  • セレナと同等車種が希望
  • 中古車で「250万円~300万円」の金額設定としました

このような借入れ希望を税理士さん経由で打診してもらうことにしました。

【2】10月21日~10月29日:購入車選定

銀行さんとの面談時に購入予定車の見積書が必要だということで、車選びを早急にすることになりました。

今回は中古車を購入予定なので、中古車屋さんを3件ほど訪問し最終的にTOYOTAエスクァイアに決めました。

当初は4年落ちの車を探していましたが、やっぱり登録年数は浅いほうが車の状態も良好です。

節税よりも満足度を重視して、平成28年度登録のエスクァイアを選びました。

トヨタエスクァイア

トヨタ系列の中古車カーディーラーで購入を決めて、すぐに注文書を取り交わしました。

中古車なので、他に買い手が入ると面倒なことになるからです。

税理士さんによると、銀行審査に通っても購入車種が変わってしまうと再審査になる可能性があるそうです。

中古車は新車と違ってその1台しかありませんから、審査を受けている間に売れてしまうと再審査になりかねません。

カーディーラーによっては車を仮押さえしてくれるかもしれませんが、今回はある方法で車を抑えることにしました。

ディーラーローンを利用してみた

法人名義で購入するので銀行融資を受ける旨を説明したところ、ディーラー担当者さんからある提案をいただきました。

購入資金について、

「一旦トヨタファイナンスのマイカーローンで、審査を受けませんか?」

ということでした。

仮審査の状態で止めておいて、銀行融資で審査に通ればキャンセルOKということです。

こちらとしては万が一のための保険をかけておけるので、嬉しい提案でした。

銀行融資の審査に落ちてから、資金調達にアタフタするのはキツいですからね。

金利は保証料込みで年3.9%と銀行融資と比較して高めですが、現金で払うことを考えれば融資先を担保しておくのは得策です。

ということで、その場でトヨタファイナンスの仮審査に申し込みしてみました。

担当さんが、タブレット端末から必要事項を入力していきます。

  • 設立日
  • 資本金
  • 業種
  • 昨年度の年商

などを聞かれたので答えました。

必要事項を入力してから、回答までの所要時間は・・・わずか5分程度。

「はい。審査に通りました。あとは必要書類だけ、後日お持ち下さい。」ということでした。

あっけなく審査に通ったので、とりあえずは資金調達先の心配はなくなりました。

これでディーラー担当者も売り逃しを防げたので、お互いにメリットを享受できました。

【3】10月25日:必要書類の取得

今回の融資で必要となった関連書類は下記になります。

【銀行提出用(申込時)】

  • 購入車の見積書
  • 印鑑証明書:法人2通(面談の際には印鑑も)
  • 印鑑証明書:個人1通(面談の際には印鑑も)
  • 履歴事項全部証明書:2通
  • 身分証明書(運転免許証)

これに直近3期分の決算データが必要となりますが、これは税理士さんから既に提出済してもらっています。

【カーディーラー提出用】

  • 印鑑証明書:法人1通(面談の際には印鑑も)
  • 印鑑証明書:個人1通(面談の際には印鑑も)
  • 身分証明書(運転免許証)

です。

書類取得時の注意点

法人用の書類(履歴事項全部証明書と印鑑証明書)は法務局、印鑑証明書(個人)は役所で取得します。

履歴事項全部証明を発行する時に「会社法人等番号」を忘れてしまったのですが、窓口の人に確認したら「空欄でも大丈夫ですよ」と言われて助かりました。

印鑑証明書は法人・個人共に印鑑登録証(カード)が必要です。

印鑑は要りません。

費用は、

  • 履歴事項全部証明書:1通600円×2通=1,200円
  • 印鑑証明書(法人):1通450円×3通=1,350円

印鑑証明書(個人):1通450円×2通=900円

でした。

これで書類も揃ったので、次はいよいよ面談です。

【4】10月31日:銀行調査役と面談

税理士さんと面識のある銀行員の方と担当税理士さん同席のもと面談です。

この銀行員さんは法人融資のサポートをしてくれる部署の方です。

こちらから必要書類を渡すと、先方から必要書類の記入と押印を求められました。

記入した必要書類は、

  • 個人情報保護や提出書類の取り扱いについての同意書
  • 借入れ申込書
  • 職務経歴(過去の勤務先名と勤続年数)
  • 住居情報(自己保有or賃貸、一軒家なら居住面積など)
  • 取引先(主な取り引き先や売上構成比)

借入れ申込書の時に、今回の借入希望額を確認されました。

車購入代金の267万円で申し込もうとしたのですが、

「保証料や諸費用が差し引かれるので、借入希望額は300万円にしておきましょう。」

と銀行員さんから提案されました。

ということで今回は「車購入代金+事業融資」ということで、300万円の融資を受けることになりました。

あとは口頭で、

  • 事業内容
  • 主要取引先
  • 取引先の売上構成比
  • 車の使用目的
  • 職歴

などで質問がありました。

質問されたことに関しては、できるだけ丁寧に真実を答えしました。

その場を取り繕うような虚偽の受け答えをすると、後々バレたときに心象も悪くなるし、最悪は審査落ちの原因になってしまいますから。

少しでも自社を良く見せたいと思う気持ちはありますが、証明できないような説明は結果的に悪影響を及ぼします。

ということで、時間的には45分程度で面談は終了しました。

最後に今後の融資の流れを説明してもらい面談は終了しました。

今回は初めての融資となるので、銀行直接のプロパー融資ではなく信用保証協会で保証を受ける保証付融資となります。

そのため今回の銀行員の面談もアッサリとしたもので、次の信用保証協会との面談が審査の本番のと言えます。

1週間~10日間くらいでで信用保証協会から面談の連絡があるということで、それまでに面談用資料を作成することにしました。

ここまでで長くなってきたので、続きは次のページで>法人名義でマイカーローン:信用保証協会との融資面談

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